平和への拍動

今大阪万博で

展示されている

iPS細胞から作った

心臓の筋肉の細胞シートが

テレビの情報番組に

登場した

小さな容器に入った

丸いシートは

まるで天使の羽のように

はばたいている

拍動してるのだ

なぜ?

心筋細胞というのは

一つ一つが

電気信号を出していて

その中の一番強いのに

みんなが拍動を

合わせていく性質がある

まるでオーケストラのように

バラバラのものが

一つになる

人間の心臓も

それで動く

このiPS細胞の心筋を

心臓に貼ると

最後は

心臓の拍動に合わせて

動くようになる

力を失っていた

もとの心臓の拍動を

助けるというわけだ

これを20年の研究で

開発した澤芳樹教授は

大阪大学大学院

医学系研究科の

心臓血管外科の教授だ

教授の夢は

「心臓病で亡くなる人を

ゼロにしたい」

教授の先輩に

手塚治虫さんがいた

ブラックジャックは

今でも教授のあこがれで

スーツのジャケットの下に

ブラックジャックの描かれた

Tシャツを着ていたりする

医師免許がなくても

医者になれると

思っていたが違ったので

試験前の半年間は

1日12時間勉強して

国家試験に合格した

と笑わせる

iPS細胞も澤教授も

みんなみんなすごいが

自分は

心筋細胞という

小さな存在に

一番感動した

細胞の一つ一つに

命が宿っていて

知性が宿っている

神が宿っているのだ

そしてその神の知恵が

どう動いて

どう協調していくかを

流れるようにやってのける

なんとすごいのか

人間は

自分のことばかり

考える

正しいものも

分別できず

平和に向かおうとする

バイブレーションに

気づくこともできない

エゴを滅せたら

きっと

平和への拍動に

最強にして最も高貴な

動きに自分を

合わせられるだろう

あ~人間の脳に

はっつけられる

iPS細胞!

あ~