世の中で
爆発的に売れている本
それが「言語化」を
テーマにした本だ
なぜなら今
「ヤバイ!」
だけで全てを表現する人が
ものすごく多いから
これは本当にヤバイ現象
きれいでも「ヤバイ」
美味しいも「ヤバイ」
怖いも「ヤバイ」
かわいいも「ヤバイ」
ワクワクするも「ヤバイ」
「ヤバイ」は見事に
どんなシチュエーションにも
フィットする便利な言葉だ
売れている言語化指南の本は
対象が子供から大人まで
多岐にわたる
前世代の問題だということだ
かと思うと
言語化だけでは
伝わらないという本まである
ごもっとも!
また「言語性IQ」
というのがある
言葉の理解
語彙力
読解力
耳から聞いた情報を
処理する能力
などで
このIQが高いと
語彙が豊富で
言葉を用いた説明
抽象的な概念の理解
口頭でのコミュニケーション
にたけている
文章を読み解く力
過去の知識と新しい情報を
関連付けるのも得意
「言語性IQ]は
後天的に伸ばすことができる
なぜこんなにも今
言語化が問題になるのか
実は
自分が言いたいことを
表現できるという側面だけでなく
相手が何を言いたいのか
趣旨は何かを
汲み取る力でもあるからだ
同じ話を聞いていても
頓珍漢な部分だけを
覚えていたりすることになる
社会生活での
痛手になるからだ
自分が話すときに
「えーと」
を多用する人
「話を聞いていた?」
と言われてしまう人
説明がうまくできない人
物語や映画の説明を
長々と順番通りに
話してしまう人
などなど
思い当たることが
あるかもしれない
たとえ語彙力があっても
使いこなせなければ
ペーパー語彙力
言葉は知っているが
適所で使えない
まさしく言語化だけでは
伝わらないというゆえんでも
ある
美しい言葉を操って
彩り鮮やかな言語生活を
送れたらと願うばかり
