骨と血液と心柱

先日

クライアントさんで

出かける前に

めまいがして

ふらついた

という方がいた

この暑さなので

そのせいではと

ご本人が言っていたが

持病もあり

年齢もあるので

念のために

調べてみてと伝えた

高齢になると

めまいの症状は

原因が多岐にわたる

問題は

それで転んでしまうと

骨折などの危険が

あることだ

必ず原因を突き止める

べきだ

クライアントさんは

原因をつきとめられては

いないが

検査で貧血気味だと

出たようだ

数値が下限の

ギリギリだそうだ

 

貧血ならば

造血を狙って

普通は鉄分を摂る

それだけではダメで

ビタミンB12と葉酸も

必要になる

暑くなると

食欲が落ち

さっぱりしたものばかり

食べたくなるが

栄養素がちゃんと

摂れているか

確認すべきだ

 

さらに造血と

骨は密接に関係が

ある

骨は身体を

支えるだけでなく

血液細胞を生成する

骨髄で赤血球や白血球

そして血小板を

生成するが

血液中のカルシウムの

濃度が低下すると

骨からカルシウムを

溶け出させて補う

すると骨量が減少する

ことがある

また

骨が弱くなると

骨から溶け出した

カルシウムが

血管に沈着し

動脈硬化を進行させる

可能性がある

 

前述のクライアントさんは

骨粗しょう症の

診断を受けたことがあり

単なる貧血だと考えるのは

楽観的すぎるだろう

 

大人になっても

造血機能を持つ骨は

以下の通り

胸骨

肋骨

椎骨

頭骨

寛骨(腸骨など)

特に大人になっても

大量の赤色骨髄が

存在するのは

胸骨と腸骨だ

 

骨のためには

カルシウム

マグネシウム

ビタミンDなどを

バランスよく摂ること

また

骨に負荷のかかる

適度な運動も重要だ

 

それから

「骨休め」も重要

重力の影響から

骨を自由にしてあげる

横になる時間だ

座ったままではダメで

横になると

骨の造血を促す

ことができる

 

最後に

姿勢を良く保つことは

骨を正しく強く使う

ことにほかならない

だが骨は自立できないので

正しい筋肉の使い方と

強度が必要になる

その骨は

身体のかなめの

血液工場だ

全てが密接に

繋がっている

健康寿命を延ばすために

姿勢

食べ物

睡眠

運動

にもっと気を配ろう

そして

「信念のある生き方」

をしよう

心柱のしっかりした

生き方は

身体に現れる